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サラエボからモスタールどうやって行けばいいの?行き方大解説!

ヨーロッパ

ボスニア・ヘルツェゴビナ屈指の観光地、モスタール。
美しい橋や街並みと戦争の悲しい記憶を内包した歴史ある街です。

サラエボからは南西約70kmのところに位置をしており、公共交通機関は列車とバスがあります。

正直、どちらが良いか悩ましいところだったので両方試してみました。
今回はその結果をお伝えしたいと思います!

サラエボ⇄モスタール交通手段

列車とバスの2種類です。
以下、簡単な検討早見表です!

項目/交通手段バス列車
所要時間120-180分120-150分
運行頻度5〜9本/日2〜3本/日
費用28 KM
(預け入れ荷物がある場合は追加で1KM)
14.1 KM
こんな人におすすめ・その日の気分で旅行を楽しみたい
・早起きしたくない、夕方移動はしんどい….
・費用をできるだけ抑えたい
・前後の時間は比較的余裕あり
・大自然の絶景を楽しみたい
*バス情報はこちらを参照: https://www.autoprevoz-bus.ba/en/bus-station-mostar-timetable/
*列車情報はこちらを参照: https://www.seat61.com/trains-and-routes/sarajevo-to-mostar-by-train.htm

結論からお伝えすると、時間に余裕があったり早起きしたくない人は列車一択です!
車窓からの景色も絶景ですし、車内も比較的綺麗なので快適にモスタールまで行きます。
そしてバスの半額!笑

ただ、列車の時間が早朝と夕方もしくは夜なので旅程が組みづらいので、時間とお財布に余裕がある方はバス利用をおすすめします。

私は往路は列車、復路はバスを利用したのでその様子を以下紹介いたします!

【列車】サラエボ→モスタール

サラエボ列車駅ってどこよ?!
サラエボ旧市街の西のエリアにあります。
バシュチャルシヤから約3kmのところにあり、徒歩で40〜50分、トラム(&少し徒歩)で30〜40分ほどで行けます。

私はトラムを利用しました。
利用する3番のトラムは約4分毎に来るかつので待ち時間も少なくて済み、快適でした。

トラムの車内。トラムのチケットは運転手から直接購入可能です(現金のみ)。やっかいなのがトラムによってはチケット購入後、打刻しないといけないものがあります。古いトラムそうだなーって思ったら打刻機がないか注意しましょう。(新しいものは必要なしかつ、IC読み取り機が付いていて打刻できません)
最寄駅前にある歴史博物館。この建物が見えたら降りましょう。ここからアメリカ大使館の脇を歩いて5分ちょっとで列車駅に到着します。

サラエボ列車駅の雰囲気ってどんな感じ?
首都の中央駅とは思えないくらい閑散としております。
朝からカフェは開いているのでチケットを購入後ゆっくりすることができます。

サラエボ列車駅の丸の内口です。特に朝方ということもあり物凄く閑散としていました。
列車駅構内。こちらの写真の突き当たり部分にチケットオフィスがあります。
カフェは朝から開いています。食事メニューは多くはなかったです。


チケットの買い方
オンラインで事前に購入するパターンと駅のチケット売り場で購入するパターンの2パターンあります。
オンラインも当日も値段が変わらなかったのと席予約のない2等車に乗る予定だったので当日、駅の窓口で購入しました。

駅での購入方法はシンプルです。
チケット売り場に行き、モスタール行きの片道チケットが欲しいと伝えるだけ。
(幸いなことに英語が通じるの”Single ticket to Mostar, please”で大丈夫です!)

そうすると直近で発車するチケットを発行してくれます。
あとは、チケット代を支払うだけ!

改札等はないのですが、車掌さんがチェックに来るので、チケットはモスタール到着まで無くさず保管しましょう!

チケットオフィス。列車駅入って向かって右側にあります。
発車1時間前に到着したこともありあまり混んでいませんでした。窓口は一つのみしか開いていませんでした。
モスタール行きのプラットフォーム階段。階段脇に行き先が書いてあるので安心でした。

列車内の雰囲気とボスニア・ヘルツェゴビナの車窓から

2等車内は2人掛けの席と向かい合わせの2列席を向かい合わせたボックスシートがあります。
席幅と奥行きも広く、2時間ちょっとの列車旅を快適に過ごすことができました。

また、途中、飲み物の車内販売もあるので事前購入できなかった場合も心配なしです。

列車内の様子。比較的、ゆったりかつ綺麗です。発車の15分前には乗車できました。
景色が本当に美しいです。左右どちらの座席でも楽しめます。
途中、ジャブラニツァ湖を抜けていく景色も素敵でずっとワクワクできます。


モスタール列車駅到着
2時間30分ほどでモスタール列車駅に到着しました(予定より30分ほど長かったです….なぜだったのか…)。
モスタール列車駅は終点ではないので、乗り過ごさないように注意しましょう!

モスタール列車駅から市内中心部までは歩いて10分ほどです。
あと少しで世界遺産の街並みです!

モスタール列車駅到着。乗り越さないよう注意しましょう。
モスタール列車駅外観。

【バス】モスタール→サラエボ

モスタールバスターミナルってどこよ?!
シンプルです!
モスタール列車駅に隣接されてます。

上記の通り、観光のメインスポットから徒歩で約10分ほどです。

モスタールバスステーション外観。列車駅の脇にあるので迷わず行けます。チケット売り場もこの建物の中にあります。

モスタールバスステーションってどうよ?!
チケット窓口、お手洗い、カフェと最低限必要な設備は整っています。
2 KMと少しお高めですが、必ずお手洗い行っておきましょう!バスにトイレはないです!
(1時間過ぎにちょっとした休憩はありますがそれまでは山道を揺られることになります)

この時はサラエボ行きのバスしかなかったので迷わず乗り込めました。不安な場合はチケット購入時にスタッフの方に確認しましょう。
カフェは2つありました。
トイレ。2KMは高いと思いつつ、後のことを考えると行っておくが正解かと思います。笑



チケットの買い方
buskarta等のオンラインとチケット売り場の2択です。
私は乗る時間を直前まで決めていなかったため、チケット売り場で購入しました。
(乗った後知ったのですが、buskartaの方がチケット売り場より1KM安いです…..ただ、キャンセル・変更ができないようなので、バス旅の良さを考えるとやっぱチケット売り場購入で良いかもです…)

購入方法はここもシンプル。
行き先を伝えるだけ!直近に発車するバスのチケットを発券してくれます。
購入後スタッフの方にプラットフォームを聞いて、発車の5分前までにそこにいればもう完璧です。

チケットチェックはバスを乗る時のみでシンプルでした。


バス内の雰囲気とボスニア・ヘルツェゴビナの車窓から2
大型バスなので車内は結構ゆったりです。
ただ、山道を行くので比較的揺れます。

途中1時間過ぎた所で5分ほど休憩があります。
そこが唯一のトイレチャンスです。しっかりと運転手にお手洗い行く旨を伝えておきましょう。
結構な田舎の街なので置いていかれたら洒落になりません。。笑

社内の様子。発車の10分前には乗車可能でした。
席のピッチは60〜70センチくらいでした。
Konjicという街で5分間程休憩があり、こちらのカフェでトイレを借りられます(1KMかかります)。
反対側に線路が。山を抜ける際の景色はバスも悪くなかったです。

お疲れ様です!サラエボバスステーション到着!
サラエボのバスターミナルはサラエボ列車駅に隣接しています。
すぐ横にタクシー乗り場もあるので、お疲れの場合はタクシーで簡単に市内に戻れます!

サラエボバスステーション外観。
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おわりに

いかがでしたか?

正直、列車旅のほうが魅力的な要素は多くあります。
ただ、旅程を考える上で重要な”時間の自由度”を考えるとバスという選択肢も排除はできないかと思います!

ご自身の旅のスタイル、予算、そしてなにより大事なワクワクする心と相談しながら決めてみてください!
その際、こちらの記事が参考になると幸いです!

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