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現セルビアそしてかつての旧ユーゴスラビアの首都ベオグラードで訪れるべき9つの場所

ヨーロッパ

私、正直、セルビアといえば、ストイコビッチとジョコビッチ、そして20数年前の紛争の震源地という薄い知識しか持ち合わせてませんでした。。

今回はその薄い知識をアップデートすべく行ってきました!

私のように、もし行くべき場所に困っている、ベオグラード来たは良いが時間が余っている!という場合、参考にしていただけると幸いです!

ベオグラードってどんな街?

セルビアの首都、かつ、かつてのユーゴスラビアの首都です。
ドナウとサバ(サワ?)という二つの大きな川の合流地に位置し、古から交通の要衝として栄えていました。
ベオグラードはセルビア語で「白い街/白い要塞」という意味で、これはドナウ川とサバ川の合流地点に建てられたベオグラード要塞から付けられています。
昔、歴史の授業で教わった文明は大河の近くで勃興しやすいというのをビンビン感じられる場所です。(個人差あり!)

1. 共和国広場

街の中心。ここを拠点に観光を組み立てるのが良さそうでした。
大きな広場にかつてのセルビアの統治者、プリンスミハイロの銅像があり、その奥に重厚なベオグラード国立博物館のファサードがあるので一発でここだってわかります。
そして、夜は特に美しく、賑わいがあったので、ここの周辺ぶらぶらするだけで楽しいです!

プリンスミハイルの像はこんな逸話があるようです。

プリンスミハイロの像は、当時の統治者はおろか、いかなる高官にとっても極めて異例であった無帽である。このことに関する有名な話が長く残っている。それは、献堂の日に「帽子はどこだ」と叫んだ少年の話である。彫刻家はこれに傷つき、自殺した。(実際には、パッツィはさらに17年、81歳まで生きた。彼はベオグラードに数年間住み、去る際にセルビアの “騎士道王国 “に宛てて公開状を書いた: 「私は魂と感情はイタリア人ですが、心と喜びはセルビア人です」)

https://en.wikipedia.org/wiki/Prince_Mihailo_Monument

個人的には、なんか上野の西郷隆盛像の除幕式みたいな話だなって思いました(違うかー)。
公開状のレトリックが高度過ぎてどう解釈して良いのかわからないです!

非常にムーディ勝山
広場の横にはベオグラード国立劇場があり、夜になるとショー鑑賞の観客で賑わいます

基本情報
・住所: Trg republike, Beograd 11000 セルビア
・時間: 広場なので常にオープンです!
・入場料: 公共の広場なので無料です!
・HP: N/A
・備考: セルビアのハチ公前的な感じらしく、セルビア人の間では”馬の場所 kod konja/at the horse”でお馴染みとのことでここで、セルビア人と待ち合わせがある際はここが良いようです笑

2. 旧参謀本部ビル

共和国広場から徒歩15分ほどの場所にあります。
その昔、旧参謀本部があったビルで1999年にNATO軍によって空爆を受けた場所で、今もその当時の姿を残しております。

正直、ここを訪れてなんであの紛争は起こったのだろうと思ってめちゃくちゃ調べたり、人に話を聞くきっかけになりました。

少しトラウマティックな場所ですが、訪れることをお勧めします!

街の中心部でこれだけの空爆があったと思うと考えさせられます
道路上には木でできた庇のようなものがありましたが、そこを歩く勇気は私にはありませんでした
反対のビルも空爆を受けており、こちらもそのまま遺されてました

基本情報
・住所: Birčaninova 5, Beograd 11000 セルビア
・時間: 内部には入れません!
・入場料: 外から見る分には無料です!
・HP: N/A
・備考: 逆に、、、破壊された建物等にトラウマがある方はお勧めしません

3. 聖サワ大聖堂

共和国広場から徒歩30分ほど。
個人的ベオグラードのMust Seeスポットランク上位です。

中世のセルビアを代表する人物、そして、セルビア正教会の創始者、聖サワに捧げる為に建てられとのこと。着工(っていうのかな)自体は1935年に開始されたようなのですが、戦争やらなんやらで完成は意外と最近の2004年。

そのサイズは非常に大きく、セルビアでは最大、そして東方正教会の中でも最大級のもののようです。
(確かに今までで一番大きな正教会の建物だったかもです。)

大きさが伝わらないのが残念至極
大聖堂横には堂々とした聖サワの銅?像

基本情報
・住所: Krušedolska 2a, Beograd 11000 セルビア
・時間: 月-金 7:00-20:00
・入場料: 無料
・HP: N/A
・備考: 外からフラーっとだけではなく、内部もしっかり見てください。飛びます!

4. ベオグラード要塞(カレメクダン城址公園)

共和国広場から徒歩15分ほど。
上述の通り、ベオグラードの名前の由来にもなった歴史深い要塞です。
中は幾重にもなった城壁に守られ、いかにここが重要拠点であったか感じられます。
また奥にある展望台ではサワ川とドナウ川の合流地点を望め、ベオグラードが古より交通の要衝として発展していった理由が垣間見られる。

ベオグラードで最も観光客が訪れる場所とのことで、いつ行っても人で溢れかえって賑やかでした。
(このクラスの要塞に無料で入れることもびっくりです。)

城門内側ここを通って市内中心部へ
城壁の間には兵器が並べられて近くまで寄って見学することができます(これも無料….)
ドナウ川とサバ川の合流地点。これは交通の要衝になるわ等々、一人で考え事をするのにぴったりなくらい穏やかです

基本情報
・住所: Kalemegdan bb 11000, Beograd, セルビア
・時間: 公園自体はいつでも入れます
・入場料: 入場料無料
・HP: N/A
・備考: 城砦見学もできるっぽいのでお時間ある方は!公式HPから調べて見てください

5. ベオグラード国立博物館

共和国広場から徒歩1分(もかからないです)。

個人的に今回の旅で1番の良い意味で期待を裏切られた場所でした。
特に19世紀以降の絵画のコレクションが秀逸で、ゴッホ、モネ、ピサロ、ルノアール等、印象派の大御所あり、地元セルビア人画家の絵画ありで非常に眼福ものです。

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ作 「農婦」
クロード・モネ作「ルーアン大聖堂」
名前を忘れてしまったのですが、セルビアの画家の作品で個人的に結構好きな絵画でした

基本情報
・住所: Trg republike 1а, Beograd 104303 セルビア
・時間: 火、水、金、日 10:00-18:00 木、日 12:00-20:00 月曜定休日
・入場料: 常設展示 300RSD
・HP: ベオグラード国立美術館公式HP
・備考: 1時間-2時間あれば館内十分に見学できます

6. 聖天使首ミハイル大聖堂

共和国広場から徒歩10分ほど。

1837年に建てられたセルビア正教会の大聖堂。
セルビアで最も重要な礼拝所の一つとして考えられており、ベルグレード市民の間ではSaborna crkva /The cathedral (“大聖堂といえば”的なニュアンス)と認識されているとのことです。

天井に描かれている絵画は19世紀セルビアで最も有名な画家 Dimitrije Avramović(ディミトリー・アヴラモヴィッチ) によるもので、荘厳な雰囲気と他の大聖堂と違った趣を与えてました。

基本情報
・住所: Tomb of Vuk Karadzic, Kneza Sime Markovića, Beograd 11000 セルビア
・時間: 毎日 7:00-20:00
・入場料: 特になし
・HP: 聖天使首ミハイル大聖堂ホームページ

7. Zavičaj

セルビア料理のお店。

共和国広場から歩いて10分ほど、バスターミナルから歩いて5分くらいのところにあります。
地元セルビアの料理が絶品でここに来たら是非子牛のスープをオーダーしてください!

Googleのレビューでは混んでいて入れないことがあると記載があったので、覚悟して行ったのですが、平日の昼に行ったからか、並ばずに入れました。
(ランチどきに行くのが穴場時間かもです!)

裏路地にあり少しわかりづらいのでGoogleマップ等文明の利器のご活用検討を是非!
店内とビールと。店内も昔ながらのセルビアっぽい装飾になっており雰囲気ありです
子牛のスープ、絶品ですのでぜひご賞味ください!

基本情報
・住所: Gavrila Principa 77, Beograd, セルビア
・時間: 毎日 9:00-23:00
・予算感: ランチ 1,000-1500 RSD
・HP: Zavičaj ホームページ
・備考: 夜は結構混んでそうでしたので予約をする方が安全かもです

8. Sarajevski ćevap „To je to“

コスパ最強のThe 地元のレストランです。
名前にもある通り、チェヴァプチチが有名で、非常に美味しく、そしてめちゃくちゃ安いです。
ビールと、チェヴァプチチで700 RSDほどでした。

ここの近くにベオグラード一のグルメ街、Skadarska通りがあるのですが、どこのレストランも基本的に予約がないと入れなかったです。
そして人気店に至っては翌日も予約で埋まっているという始末でした。。。
なので、予約をしていなく、それらのお店が入れなかった時、そしてセルビア料理を嗜みたい時、このお店がベストだと思います!!(最初っからこちら、という選択肢ももちろんありです!)

一瞬入るの躊躇いますが勇気をもって
チェヴァプチチ、これがビールとあう。そして玉ねぎ最高

基本情報
・住所: Bulevar despota Stefana 21, Beograd 11000 セルビア
・時間: 月-金 11:00-21:00, 土 11:00-20:30, 日 11:30-20:30
・予算感: ディナー 700-1,000 RSD
・HP: Sarajevski ćevap „To je to“ ホームページ
・備考: 地元だからといって恐れずに!英語は通じました

9. Wine Bar & Shop Quinta

エノテカ的なお店です。

セルビアのワインとセルビアのお酒”ラキヤ”が堪能できます。
店員さんも非常にフランクかつサービス精神旺盛で、セルビアワインとラキヤをどんどん飲ませてくれるのである意味、非常に危険なお店でもあります。笑

あの棚のワインを購入して持ち帰ることも可能です!
最後にサービスで出されたオークの風味がするラキヤ、これが一番うまかった、、早く出会いたかった

基本情報
・住所: Dositejeva 13, Beograd, セルビア
・時間: 月火水木日 9:00-0:00, 金土 9:00-翌1:00
・予算感: ドリンク3杯いただいて 2000 RSDでした
・HP: Wine Bar & Shop Quinta Facebookページ
・備考: ワインだけでなく地元のお酒ラキヤも頼んでみましょう!

ホテル

Hotel Balkan Beogradに宿泊しました。
共和国広場から徒歩3分と立地が最高で観光にも食事にもベストなロケーションでした。
非常に歴史のある建物にもかかわらず、室内は非常に綺麗でとても快適に過ごせたのもGoodポイントです。

基本情報
・住所: Prizrenska 2, Beograd 11000 セルビア
・チェックイン/チェックアウト: 12:00/12:00
・宿泊費: 3泊 263€
・HP: Hotel Balkan Beograd ホームページ
・備考: 客室選びの際は窓ありを選択することをお勧めします!わたし失敗して窓なしだったのですが、朝の太陽大事です!

さいごに

いかかでしたか?
これでベオグラードは完璧と行っても過言じゃないです!
他の旧ユーゴスラビアの国の首都に比べたら大きいですが、それでも2日あれば観光完了しちゃいます!
是非旅の予定組んじゃいましょう!

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