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そうだノヴィサド(ノヴィ・サド)、行こう。セルビアの京都?ノヴィサドで行きたい5つの場所

ヨーロッパ

セルビアってベオグラード以外の観光地ないの?
ってお思いのあなた、まさにノヴィサドがあなたの探し求めていた街です。

ベオグラードから北に90kmほど、「セルビアのアテネ(個人的には京都と呼んでます笑)」と称されるほどセルビア、そしてセルビア人にとって文化中心となっています。
また、長年、交通の要衝かつ地政学的に非常に重要な場所になっていた為、かつてより様々な民族が共存してきた人種と文化の坩堝となっており、その結果、多様な建物や食事を楽しめる街でもあります。

ぜひ、ベオグラードから足を伸ばしてこの歴史的ダイナミックシティーに訪れてみませんか?

ノヴィサド(ノヴィ・サド)ってどんな街?

・設立: 1694年
・人口: 368,967(2022年時点)
・市街地面積: 129.4㎢ (横浜市と同じくらい)

ノヴィサドはセルビア北部に位置するヴォイヴォディナ自治州の州都で、首都ベオグラードに次いでセルビア第二の都市です。
セルビア人の文化的な一大拠点となっており、「セルビアのアテネ」とも称されています。

また歴史的に多様な民族が暮らしており、街並みからもそれが見て取れます。
ドナウ川左岸の旧市街にはカトリック教会と正教会の建物が近くに建てられていたりと、宗教的な多様性が顕著です。
街の歴史を感じながら歩けるのもノヴィサドの魅力の一つかもしれません。

1. 聖処女マリア教会

旧市街のスロボデ広場の中心部にあるカトリックの教会です。
1702年に完成、その後何度か破壊と再生を繰り返し現在の姿になったのは1894年とのこと。

セルビアを含めて旧ユーゴスラビアの国では珍しいカトリックの教会なのでめちゃくちゃ個人的にはここはカトリックの南限なのかなって、かつてここに住んでいたドイツ人たちが建てたんだろうなって勝手に夢想してました。笑

内部には入れるのですが、観光客は前室までです。
それ以降は鉄の格子に阻まれて進めません。
ただ、それでも美しい内部は見学ができるので、ぜひ立ち寄ってみてください!

セルビアでは珍しいカトリックの教会を堪能できます

基本情報
・住所: Католичка порта Нови, Сад 21000 セルビア
・時間: 火,水, 金, 土 8:00-18:30, 木 8:00-19:00 日 7:00-12:30 月 定休
・入場料: 無料
・HP: N/A
・備考: 事前にノヴィサドの歴史をWikipediaでも大丈夫なので目を通しておくと、この教会の面白さがわかってよかったのでぜひ!

2. 司教の宮殿

スロボデ広場から北東に歩いて3分ほどのところにあります。
文字通り司教が住む館として1741年に建てられ、その後戦争で破壊をされ、現在の姿になったのは1901年。
中世のビザンチン様式からイタリア・ルネッサンス様式、ロマネスク様式を取り入れたそのスタイルは「近代ハンザ」の精神を表しております。

残念ながら内部には入れないのですが、建物自体非常に美しいので一度訪れることをおすすめします!
特に晴れた日にはそのパステルカラーの壁と空の青さが相まって感動間違いなしです。

晴れた日にはパステルカラーの色合いと空が非常に映えて最高です

基本情報
・住所: Zmaj Jovina 27, Novi Sad 21000 セルビア
・時間: 内部には入れません!
・入場料: 外から見る分には無料です!
・HP: https://www.dvorcisrbije.rs/en/bishops-palace-of-the-diocese-of-backa-novi-sad/
・備考: 上記のHP内の歴史を読んでおくとNovi Sadの歴史も同時に学べるのでおすすめです

3. ヴァラディン橋

ドナウ川にかかる橋で、旧市街と要塞を結びます。
ここからのペトロヴァラディン要塞の眺めが素敵なのでバスではなく往路いずれかは徒歩で渡ることをおすすめします。

またここはコソヴォ紛争の際にNATO軍に爆撃を受けた場所の一つでもあります。
橋の麓には爆撃で亡くなった方の碑が建てられており、戦争の痛みを風化させない場所にもなっております。

橋の麓の碑。橋は修復されたけどあの当時の記憶は忘れ去られないようにしたいという想いを感じた
橋からの景色。ペトロヴァラディン要塞が一望できて中世の雰囲気を感じられる

基本情報
・住所: 21000, Varadinski most, Novi Sad, セルビア
・時間: 24時間
・入場料: 無料
・HP: N/A
・備考: ヴァラディン要塞を見ながら橋を渡るので旧市街方面から歩いて渡るのが良いかもです

4. ペトロヴァラディン要塞アッパータウン及びロウワータウン

パステルカラーの建物が並ぶロウワータウンと古代の要塞を擁するアッパータウンの二つのエリアから成る町で、ドナウ川右岸に位置します。

アッパータウンにある要塞は元々は1235年に当時のハンガリー王ベラ4世が修道院の周りに壁を建設したことが始まりと考えられている。
その後、オスマントルコの脅威の為、さらに要塞として強化したものの、2週間で陥落。
それから150年1687年の大トルコ戦争でオーストリア軍が要塞を奪還し、新たに作った要塞が現在の要塞の礎になっています。

煉瓦造りのトンネルやドナウ川、ロウワータウンを一望できる高台、別名「酔っ払い時計」と呼ばれる時計塔など、広大な敷地に多くの見どころがあります。

ロウワータウンのメイン通り。パステルカラーの家が並んで一瞬で乙女になれます
要塞への階段手前にあるカトリックの教会、私が行った日は空いてませんでしたが、内部は綺麗とのことなので、ぜひ訪れてみてください
ここを抜けたら要塞です
通称酔っ払い時計。季節によって時間がズレることがある、
かつ長針と短針が普通の時計と逆とのこと。設計者お茶目ですね
アッパータウンからみたロウワータウンの眺め。眼下に中世の街並みが広がってます
雄大なドナウの眺め。ここで1時間いられる……
トンネルを抜けたら、そこは中世の世界でした…的な異世界転生ごっこもできるかも….
うん、できます
帰りはロウワータウンのメイン通りにあるこのバス停から4番のバスにのってバスターミナルに向かいます

基本情報
・住所: Sat, Tvrđava BB Petrovaradinska tvrđava, Petrovaradin 21131 セルビア
・時間: 要塞自体はいつでも入れます
・入場料: 入場料無料 (この規模の要塞を無料で入れる…)
・HP: http://www.novisad.rs/eng/petrovaradin-fortress-0
・備考: アッパー/ロウワー合わせて滞在時間2時間ほど見れば十分かと思います

5. <グルメ> Project 72 Creative Local Cusine

セルビア料理のお店です

Googleの評価が異様に高かったので訪れることに。
Google、間違いなし。。

個人的にセルビアで一番美味しい食事が楽しめました。
地元のワインと、地元の食材を使った料理は非常に絶品で店員さんが言っていた「全ての料理がこの店のスペシャリティ」だというのはあながち嘘じゃないのかもとも思わせてくれました。

料理とワインの写真は撮れませんでしたが、AKIRAというローカルのビールの写真は撮影できました。AKIRAて…

基本情報
・住所: Kosovska 15, Novi Sad 21000 セルビア
・時間: 月-金 12:00-23:00
・予算感: 昼 1,000-2,000 RSD
・HP: https://project72.rs/
・備考: 店員さんのおすすめに従うが吉!

市内交通

メインの観光地がある、旧市街と要塞エリアは徒歩で行動可能ですが、メイン駅とバスターミナルは歩いて30-40分と離れた場所にあります。
その為、日帰り等で時間がない場合は、バス、もしくはタクシーをします。
バスの場合は、4番に乗れば旧市街までは行きます。

駅の前から伸びるメイン道路を少し進んだところに4番のバス停はあります
バスの経路図。めちゃくちゃ見ずらいので結局は人に聞きました…

さいごに

いかかでしたか?

ベオグラードからも1時間ほどと、日帰りができる距離感です。
セルビアに行かれる際は歴史そして情緒溢れるノヴィ・サドも候補に入れてみてはいかがでしょう?

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